COLUMN written by Yamazaki
第25回
 
2006年の展望
 
 


  謹賀新年。
  本年も HYPERYIELD 株式会社をよろしくお願い申し上げます。
  さて、貧富の差が拡大するというあまり健全ではない形で回復しつつある日本経済ですが、 2005 年の日経平均は、 11,488 円 76 銭から 16,111 円 43 銭まで上昇し、株式市場が活気付きました。当社の投資損益も 29,194,134 円から 34,761,766 円に増加しました。
  そんな経済情勢を反映して、街中で株式教室の看板を見かけることがあります。また、授業に株式投資を取り入れる学校もあるようです。さらには、育児そっちのけでデイトレードに熱中する主婦の特集をテレビでやっていました。 12 月 29 日には休暇に入ったサラリーマン投資家の注文が急増したために、ジャスダックや一部証券会社のネット取引でシステム障害が発生しました。子供からお年寄りまで猫も杓子も株式投資に関心を示すというのは、相場の上昇期に必ず起こる現象です。
  一方、ジョン・F・ケネディの父で投資家のジョセフ・ケネディが、靴磨きの少年に株式投資の話をされたことをきっかけに売り逃げた逸話があります。マゼランファンドを運用していたピーター・リンチも独自のパーティー理論で、相場が停滞している時に参加者は自分よりも歯医者の話を聞きたがり、相場が上昇しだすと歯医者よりも自分が注目され、天井近くでは歯医者が何に投資するべきかを教えてくれると語っています。私には歯医者の友人がいるのですが、いつ推奨銘柄を耳打ちしてくれるのでしょうか。今からわくわくしています。
  後世から見れば、 2006 年は、好景気に浮かれた時期のひとつになるかもしれません。世間のいたるところで株式投資が話題になることでしょう。しかし、株式投資の原資になる個人所得が増えるということは、企業の立場から見ると人件費の負担が増えることを意味し、利益を圧迫する要因となることを示します。株価は長期的に見れば企業の利益に連動します。こういう時こそ、高騰する株価に翻弄されて高値を追うことなく、次のチャンスに備えて優良企業の発掘に注力するのが株式投資の王道です。どのような状況であれ、優良企業は存在します。それが割安であれば買い、割高であれば売る。長期投資は投資戦略のチャンピオン。勝率 9 割の私は、その勝率をより一層 10 割に近づけるべく今年も突き進みます。

 
平成18年1月1日
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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代表取締役会長
山崎 秀尚

 
 
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