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明けましておめでとうございます。
2006 年の株式市場は、景気回復の踊り場という経済状況を反映して、日経平均は 14,000 円代から 17,000 円代を推移し、一昨年末の終値 16,111 円 43 銭と比べて、 1,114 円 40 銭、率にして 6.9% 高い 17,225 円 83 銭と小幅な上昇に留まりました。また、これまで好調であった新興市場は、ライブドア事件の影響もあって、軒並み下落しました。大幅に上昇したアメリカや中国などと比較すると見劣りする結果であったと言わざるをえません。
今年は、年初から Windows Vista の発売が予定されており、パソコンの買い替えとそれに付随する半導体需要の高まりが期待されています。また、来年の北京オリンピックを控えた中国の景気が一段と盛り上がることも世界経済にとっては追い風になることでしょう。国内では、オフィスやマンション需要の高まりによって、引き続き大都市圏の地価が上昇すると予想されます。
逆に、北朝鮮やイラクの情勢は改善する兆しが全く見えず、経済に悪影響を及ぼす危険性を払拭できないでいます。また、デジタル家電の需要に一服感が見られるとともに、私が三年前のコラムに書いた第三の薄型テレビである SED がいまだに販売されていないことや次世代 DVD の需要が盛り上がらないなど、消費者の購買意欲をかき立てる魅力的な新商品が見当たらないことも懸念材料に挙げられます。一方で、石油や鮪のように、中国などの需要の高まりによって値段が高騰したり入手が困難になったりする物が、今後は続々と出てくることを覚悟しなければならなくなるでしょう。
以上のような強弱の材料がある 2007 年ですが、株も上がり不動産も上がった状況で、次は何の値上がりが話題になるのでしょうか。団塊の世代の退職金はどこに流れて行くのでしょう。もしも、それがゴルフ会員権であったり、海外のリゾート物件であったりしたとき、 1980 年代後半の状況を思い返してみるのも何かの助けになるかもしれません。
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