■ 高い将来性を有する企業への長期投資
資産運用の中でも「株式投資」には、独特の抵抗感が日本人にあります。いかがわしい投資勧誘、不透明な証券業界、そして、投資家の大半が経験している巨額損失こそが、最も毛嫌い感を強めているようです。たしかに、ここ数年の低迷する市場を見れば、こうした損失を仕方がないと諦めるのは当然かもしれません。しかし、株式市場には多数の敗者の陰に、少数の勝者がいることも事実です。株式投資とは企業への投資です。株券という紙切れの購入でも、イチかバチかのギャンブルでもありません。業績の良い企業の株価は、長期的には値上がりします。そういう企業を探し出して投資をする。この簡単なシナリオこそが、数少ない勝者への近道なのです。株価が10倍になる優良企業の発掘、当社はこれを第一の目標に、1997年7月「投資クラブ」として発足、そして1999年12月(法人化移行のため一時解散)までの2年半、11企業への投資で年平均利回り58.9%の運用成績を残しました。
(1)将来性重視のファンダメンタル分析
業務内容の質的分析と財務データの量的分析によって投資に適格な企業を選別し、株式市場が適正価格を付けた場合にのみ買い推奨します。分析で重視するのは「将来性」です。どんなに当期の財務状態が良く、業績が傑出していても、将来性の乏しい企業は推奨しません。えてしてそうした企業は、世間の注目を浴び、株価が高値圏でリスクも高くなっているものです。むしろ、市場やマスコミが無視している企業の中にこそ、飛躍的な利益成長や、驚異的な業績回復を達成する企業が存在しています。当然、株価は安値に放置されリスクも低いのです。
将来性と安全性を兼ね備えた企業の発見に全力を尽くす。これが株式投資の第一歩です。
(2)優良企業への長期投資
10%のリターンを目指したポートフォリオと、10倍のリターンを目指したポートフォリオ。どちらのリスクが高いでしょう? 10%のリターンならせいぜい 一年で達成しなければ、意味がありません。しかし、企業が満足な業績を一年後に発表したとしても、株価は思ったように動かないかもしれません。不況、海外市場の暴落、政府の経済政策の失敗、戦争や災害、市場の不安心理などなど。企業と直接関係ない外部要因で、株価が一年以上下落し続ける。これはよくあることなのです。
一方、10倍を目指すなら、20年を目途にしても年率10%のリターンを超えます。歴史的経験から20年の間には、好況やバブル、適切な経済政策といった、株価に追い風となる出来事は必ず訪れます。ましてや好業績を続けていれば、10倍程度ではすみません。 |
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